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BlenderのInternalレンダラでテクスチャベイクが失敗するときにはレイヤーをチェック

BlenderのInternalレンダラでのベイクはわりと落とし穴が多く、それなりに慣れていても煩わされることがあります。

今回、通常のベイク手順(画像エディタでベイク先画像を表示し、選択→アクティブでベイク)でやっていて謎のつまりが発生したのですが、どうしても焼けませんでした。

「ベイク先のオブジェクトが存在しません」とエラーがでます。

そこですみずみまでチェックしたところ、原因はなんとこれ。

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一番右のアイコンはウィンドウごとに表示するレイヤーを一致させる、というロックボタンなんですが、今回はなんとこれが外れていたせいでベイク失敗していました。

ベイクを実行するウィンドウではレイヤーが非表示になっていました。

より具体的には、ベイクの際にみなければならないのは

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この「シーン」のレイヤーで該当オブジェクトのレイヤーがオンになっているか?ということなのですが、ウィンドウごとに表示レイヤーを一致させる上記のボタンがオフになっていたためにシーンレイヤーとウィンドウで表示しているレイヤーが一致しておらず、延々とベイクが失敗していました。

 

ベイクやレンダリングの際にはウィンドウごとの表示レイヤーを一致させるように、ロックをオンにしたほうがよさそうです。